ランニングは、暑い季節と寒い季節ではどちらが楽だろうか。
僕の場合、その答えは圧倒的に「寒い季節」だ。
朝のランニングでも、涼しくなってくると自然に足が前へ出る。気温20℃くらいなら、本当に気持ちよく走れる。
その日の体調にもよるが、無理をせず2〜3時間ほど走る。
一方で、走り始めの気温が28℃ともなると、もう最初からヘロヘロだ。24℃なら何とかなるが、その後どれだけ気温が上がるかにも左右される。
昨日の朝は22℃。
暑くてきついときには、ある禅師のことを思う。
織田信長に恵林寺が焼き討ちにされたそのとき、快川禅師が遺したと伝えられる言葉。
「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」

もちろん、本当に暑さが消えるわけではない。
それでも、この言葉を胸に刻んで走っていると、不思議ともうひと踏ん張りする力が湧いてくる。
450年以上の時を超えて、ひとりの禅僧の言葉が、いまも真夏のランナーを励ましてくれる。
快川禅師に、感謝。


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